既存サービス×NFTの波が訪れようとしている
今週は3つのNFTプロジェクトについてリサーチしました。比較的リリースした直後のプロジェクトが多く、まだ日本語での解説記事がほとんどなく、少し大変でした、、。
おはようございます。
web3researcherの三井です。
普段は特定のプロジェクトに関してのリサーチ記事を上げていますが、毎週金曜日はリサーチからの考察記事を書いています。
«目次»
1、今週のリサーチ
2、既存サービス×NFT
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今週のリサーチ
今週は3つのNFTプロジェクトについてリサーチしました。比較的リリースした直後のプロジェクトが多く、まだ日本語での解説記事がほとんどなく、少し大変でした、、。
■META KAWAII
日本発の3Dアバターのジェネラティブコレクション
■CryptoSimeji
Z世代に人気の日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」が展開するNFTプロジェクト
■The Phoenixes
”Habit Nest”というアメリカで大人気の習慣形成アプリが手掛けるフェニックスをモチーフとしたNFTプロジェクト
既存サービス×NFT
中でも印象に残ったのは後半の2つ。すでに有名なサービスを運営しているweb2企業(web2サービス)が、NFTをリリースしている事例です。
NFTが幻滅期に入り、クリプトも冬の時代に突入した結果、NFTとはなんだっけ?それNFTでやる意味あるんだっけ?が問われ始めている気がしています。
加えて、とりあえずNFTであれば買われた時代から、信頼できる人や企業が運営しているのか否か、どんなストーリーなのかが大切になってきています。
個人的に、無名だけどコンセプト次第で成り上がれ、誰でも参加できるweb3の空気に惚れていますが、やはりweb2時代の影響力や資金力は依然として圧倒的な存在感を放っています。
まあ無名な人間のNFTと、実績がある企業のNFT、どちらも同じ値段で販売されていたら後者を買う人が多いことはわかります。僕だって、一定の投機性があるNFTでどちらを信用するかと言われたら、後者を選ぶと思います。
それが悲しいなと思いつつ、やはり既存企業がNFTに参入し始める時期に突入しています。日本企業も続々と参入を発表しており、大企業も始めています。
まずはとりあえずNFT始めておくか、から始めるので、最初は大手の信用で購入されたけど全然NFT活用できていなくて大暴落!みたいな事例が多発すると思います。がしかし、ある程度のユーティリティを持たせれば、既存資産のパワーでなんとか価値は担保できるとは思ってるんです。
その中でNFTである理由をちゃんと持ち、綺麗にweb2サービスからweb3サービスに移行する企業も出てくると思います。今回調査したShimejiもThe Nestもかなり本腰入れてNFT参入していましたし、ちゃんと本業のサービスにも連携できる形を用意していたので、期待できます。
例えば、FacebookのNFT購入すれば意見が言えるようになったり、すき家のNFTを買えば新メニュー開発に携われるようになったりと、巨人たちがNFT業界に進撃を開始します。
楽しみの中で、自分で作るNFTも既存サービスと絡めたNFTにしようと思ってるので、その成功事例を無名からでも作れるんだぞということを証明したいと思っています。
また来週も引き続きリサーチしていきます。
以上、記事が面白いなと思った方はぜひ「アドレス登録」と「SNSでシェア」をしていただけると嬉しいです。引き続きweb3をリサーチしていきます。
おわり。
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