【Copperx】5分でクリプト決済を導入！！1兆ドルの市場と4億人以上のユーザーを取り込み、即時&安全な決済を可能にする！
【Copperx】5分でクリプト決済を導入！！1兆ドルの市場と4億人以上のユーザーを取り込み、即時&安全な決済を可能にする！
ファウンダーから連絡いただき、記事にしました。
おはようございます。
web3リサーチャーの三井です。
今日は「Copperx」についてリサーチしました。
«目次»
1、Copperx とは？
- 機能
- 特徴
- クリプト決済を導入するメリット
2、クリプト決済は数兆ドルの市場がある
Copperx とは？
「Copperx」は、わずか5分でクリプト決済を開始できるプロダクトです。7行のコードでクリプト決済を開始でき、API利用も可能です。
インドを拠点とするスタートアップで2022年に設立されました。ファウンダーの1人はPolygonのリードデザイナーであった人物です。
■機能
主な機能はこちらです。
請求書作成&支払い
チェックアウトページの作成
支払いリンクの作成
サブスクでの決済システムの作成
顧客の支払いを一元管理できるダッシュボード
自社ECサイトやサービスに組み込めるAPI機能
決済に関する基本的な仕組みをクリプト決済において実現します。現在は、BUSD、BNB、DAI、ETH、USDC、USDT、BTC、MATICでの支払いに対応しています。
また、サブスクの決済システムはストリーミングプロトコルの「Superfluid」を利用して構築されています。
■特徴
簡単にクリプト決済が導入できる点が特徴ではありますが、最近実装された機能の1つに「Currency Conversion（通貨換算）」機能があります。
これは顧客が自身が選択したクリプトで決済できる機能です。企業側はボラティリティコストの高さから、USDC等のステーブルコインで資金を受け取ることを好みますが、顧客側は自身がよく使うクリプトで決済したいと考えています。
この「Currency Conversion」を利用すれば、顧客側がETHで支払い、企業はUSDCで受け取ることが可能になります。これによって、企業側にとってもETH決済完了後に手動でクリプトをステーブルコインに変換する手間も省け、顧客側も自身がよく使う通貨で決済が可能になります。
■クリプト決済を導入するメリット
Copperxはクリプト決済を導入する理由を以下の理由で定義しています。
新しい顧客ベースへのアクセス：1 兆ドル以上の暗号市場と4 億2000万人のユーザーにアクセス
即時決済：ウォレットで即座に資金を受け取れる
チャージバックなし：詐欺やチャージバックを排除
初日からグローバル化：誰でも、仲介者なしで、世界中の誰とでも取引
低料金：手数料が非常に低いため、利益が最大 25% 増加
クリプトを使う全世界の人にすぐにアプローチでき、安心で安全な決済手段ということです。
クリプト決済は数兆ドルの市場がある
ここからはリサーチした感想を書きます。
先日リサーチした「Helio」やリンク共有でFTやNFTが送れる「TipLink」、日本発の「Slash Web3 Payment」など、クリプト決済の領域が非常に盛り上がっていることを感じます。
どの企業も「クリプト決済領域には数十兆円の未開拓市場がある」と発信しており、その成長性を高く評価されています。個人的にも展望を考えていますが、やはりその可能性は非常に大きなものがあります。
まず、世界にはまだ金融にアクセスできない人が数十億人存在すると言われています。元々、Meta社がリブラでやろうとしていたことは、既存ユーザーはもちろん、このアンバンクトと呼ばれる銀行口座を持たず金融にアクセスできない人にグローバルなステーブルコインを提供することでした。
なぜリブラに対して国家が反発したのかと言えば、規模がデカすぎることもですが、需要があると感じたからです。そのアクションをそんな大企業がやったら本当にグローバルな通貨になってしまうかもしれないと感じたはずです。
つまり、ブロックチェーンによるクリプト決済はこの先の通貨の歴史を変えてしまうほどの利便性とインパクトがあるということです。
銀行口座を持たない人もスマホは持っている人が多く、スマホさえあればクリプト決済が可能です。また、クリエイターエコノミーによって世界のどこにいても世界中の人に発信し、ダイレクト課金を可能にしましたが、クリエイター側が銀行口座を持たないと売り上げた資金をもらう場所がありません。
つまり、実質的には稼ぐことができない状況にあります。しかし、もしクリプト決済でダイレクト課金を受け付ければスマホだけで全てが完結します。コンテンツ配信も課金の受け取り場所（ウォレット）もどちらもワンタップで実現し、世界中に自分の才能を発信することで、ダイレクト課金で稼ぐことができます。
そう考えると、やはりクリプトの中でも決済や金融領域はこれから今とは桁違いに成長していくと考えられます。国家との衝突はあれど、分散化されているブロックチェーンを完全に規制することは難しいはずです。
なので、個人的にもこの領域は非常に注目して今後も見ていきたいと思います。
ps.）
“この短期間でクリプト決済ツールのリサーチが続いた理由”
実は最近英語アカウントと英語Substackも開始しました。そんな中で一昨日のリサーチにCopperxファウンダーからリプが来ました。せっかく反応いただいたのですぐにリサーチ書くことにしました（お金は一切もらってません）。
そして、まだ始めたばかりでフォロワー数5人とかのツイートに反応するなんて、相当競合含めてキーワードでリサーチしているんだとすごく感動しました。グローバルでクリプト決済領域を取ろうとしているスタートアップは目指している規模感は桁違いだと思いますが、こういう細かいところでコツコツ地道にPR活動をしているんだなと。一気に応援したいプロジェクトとなりました！
以上、「Copperx」のリサーチでした。面白いな、勉強になったなと思った方はいいねやコメント、SNSでの拡散に協力いただけると嬉しいです！！
«参考リンク»
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