【Down Market Ducks】「ダウンマーケットを一緒に耐えよう!」のNFTプロジェクト
「Down Market Ducks(ダウン マーケット ダックス)」は、その名の通り、ダウンマーケットを耐え、一緒に羽ばたくためのコミュニティー機能を持ったNFTプロジェクトです。
おはようございます。
web3researcherの三井です。
今日は「Down Market Ducks」というNFTプロジェクトについてリサーチしました。
«目次»
1、Down Market Ducks とは?
2、NFTプロジェクトは「コミュニティーDAO」?
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Down Market Ducks とは?
「Down Market Ducks(ダウン マーケット ダックス)」は、その名の通り、ダウンマーケットを耐え、一緒に羽ばたくためのコミュニティー機能を持ったNFTプロジェクトです。
https://www.downmarketducks.com/
プロジェクト紹介はこちら。
Down Market Ducks are more than just ducks, it shows the balance of up & down cycles. Birds of a feather flock together, as a community we will always be prepared to fly together in down times. 📉🦆
(ダウンマーケット・ダックは、単なるアヒルではなく、上昇と下降のサイクルのバランスを示しているのです。羽の鳥は一緒に集まる、コミュニティとして私たちは常にダウンタイムに一緒に飛ぶ準備ができています。)
つまり、web3やNFT市場が上昇したり下降する行ったり来たりする象徴として「アヒル」を模したクリエイティブを作り、そのNFTホルダーたちが集まりコミュニティーとして乗り越えていこう!という背景を持ったプロジェクトです。
OpenSea世界トレンドランキングで2日間連続で1位に入っており、その注目度の高さが窺えます。
https://opensea.io/collection/downmarketducks
■mint情報
10月15日に10,000体がmintされました。価格は「一体目が無料で、追加で買いたい人は1体0.00375Eth」でした。
すぐに完売し、リサーチ記事執筆時の10月17日時点(mintから2日)で、すでにトータルボリュームが453Eth、フロアプライスは0.045Ethとなっています。
また、最高額「1.5Eth」で取引されたクリエイティブも生まれました。
■コミュニティー&ユーティリティ
HP上にもユーティリティの細かい記載はなく、唯一わかるのがNFTホルダーは限定コミュニティーへの参加ができるようになります。
Discordを見てみても、NFTホルダー以外のチャンネルはなく、完全にクローズドでNFTホルダー限定のコミュニティーを構築していくことが見受けられます。
そもそものプロジェクトのコンセプトもダウンマーケットを乗り切るためのコミュニティーなので、正しい在り方なのかもしれませんね。
NFTプロジェクトは「コミュニティーDAO」?
今回のDown Market Ducksもそうでしたが、「NFTを介して”共通の価値観や想いを持った人たちが集まる”」という現象がNFTプロジェクトには数多く見られます。そして、その価値観が強ければ強いほど、強固なコミュニティーになり、NFT自体の価値も上がっていきます。
そう考えると、NFTプロジェクトは「コミュニティーDAO」とも言えるかもしれません。
DAOは、世界中の人がトラストレス&パーミッションレスで気になるプロジェクトに参画することができます。つまり、今までしていた面接とかその辺の手続きが一切必要なくなり、興味があればプロジェクトに参加し、仕事をしたらその対価でトークンやNFTを貰う、という働き方になります。
個人的に、このトラストレス&パーミッションレスで働ける点は、web3の中でもかなり大きなパラダイムシフトだと思っています。だからこそ、DAOにはすごく興味があり、その可能性を個人的にも模索しています。
で、実はNFTプロジェクトもそうかもしれません。興味があるプロジェクトがあれば、そのNFTを購入してコミュニティーに参加する。そこでは自分と似た価値観の人が集まっていて、みんなでプロジェクトを推進させていく。自分が協力できるところがあれば手伝い、報酬を貰う。これってDAOじゃん。
当たり前に聞こえることを書いてるかもしれませんが、意外にNFTプロジェクトを立ち上げようとする人の話を聞くと、クリエイティブだけに寄っていたり、みんなやってるからでコミュニティーに力を入れようとしています。
いろいろな形があって良いと思うので、間違いとは思いませんが、「コミュニティーDAOの入会証としてのNFT」という見方をすると、そもそも強烈なビジョンや価値観が必要なこともわかるし、そこから一貫したNFTのクリエイティブであった方が良いこともわかる。そして、集めたいターゲットもわかるから、マーケティング方法もわかる。
Down Market Ducksは、ものすごくわかりやすく、今世界中で共感を呼びやすいコンセプトを掲げています。そして、そのコンセプトを表すアヒルをクリエイティブに採用しています。加えて、余計な情報やユーティリティは出さず、コミュニティー構築のみに力を入れています。この辺りのメッセージの一貫性が人を惹きつけ、人気のプロジェクトになっていく要因なのだと僕は思っています。
NFTプロジェクトはブランド作りに似ていると思っていますが、まさにこのような作業を一個一個緻密に作り上げていくことが大切なのだと改めて感じました。
「Down Market Ducks」
・HP:https://www.downmarketducks.com/
・Twitter:https://twitter.com/DownMarketDucks
・OpenSea:https://opensea.io/collection/downmarketducks
(※リサーチした情報を精査して書いていますが、個人運営&ソースが英語の部分も多いので、意訳したり、一部誤った情報がある場合があります。ご了承ください。)
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おわり。
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