【Fileverse】NotionやGoogle Workplaceを代替する分散型のオンラインコラボレーションプラットフォーム / プレシードで150万ドルを調達
ファイル共有やチャットなどに加え、トークンゲートでのアクセス管理が可能です。
おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
今日は「Fileverse」についてリサーチしました。
«目次»
1、Fileverse とは?
- 機能
- ユースケース
2、変遷と展望:プレシードラウンドで150万ドルを調達完了!
3、考察:トークンゲートでのアクセス管理は非常に便利
Fileverse とは?
「Fileverse」は、NotionやGoogle Workplaceに代わる分散型のオンラインコラボレーションプラットフォームです。ファイルの共有、チャット、ホワイトボード等による共同編集などが可能です。
個人利用とグループ利用ができますが、メインはグループ利用の「Fileverse Portal」の提供をしています。
◼️機能
以下の機能を利用できます。
画像、3D ファイル、音楽、ビデオ、Zip ファイル、PDF、GIF などのマルチメディア ファイルを保存、管理、共有
ライブドキュメント、ホワイトボードなどを介してコラボレーション
チャットスペースの使用
トークンゲートでのアクセス管理
アップロードされたデータはすべてIPFSに保存され、分散的に管理されます。また、それらのアクセスもトークンゲートで管理ができます。既存NFTやFTを指定することもできますが、Fileverse上で新しく認証用NFTを発行しエアドロップ等で配布することも可能です。
利用イメージがこちらです。
◼️ユースケース
web3コミュニティやDAO、コンテンツクリエイターが分散型でファイルを管理し、共同編集を行うためのプラットフォームです。ブロックチェーン上に構築されていることでモジュール性(拡張性)があり、様々なツールと連携しながら利用することができます。
変遷と展望:プレシードラウンドで150万ドルを調達完了!
2023年10月17日、プレシードラウンドで150万ドルを調達したことを発表しました。
プライバシーを重視するGnosis Chainとベンチャーキャピタル会社Factorが投資を主導し、Mask Network、分散型ファイルストレージArweave EcosystemとそのエコシステムインキュベーターForward Research、web3クレデンシャルネットワークGalxe、元Coinbase Balaji Srinivasan、その他のエンジェル投資家もこのラウンドに参加しました。
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