【Frame】NFTクリエイターとコレクターのためのL2チェーン / 過去2年間でNFT取引した人全員にエアドロップを実施 / ロイヤリティの強制徴収や安価なガス代を実現
👀ほぼ全員にエアドロを実施中です。
おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
今日は「Frame」についてリサーチしました。
«目次»
1、概要|Frame とは?
- 機能
- 運営チーム
2、変遷と展望|資金調達の発表、そしてほぼ全員にエアドロップを開始
- Layer0との提携
- 資金調達の実施
- ほぼ全員に向けたエアドロップを開始
3、考察|NFTのホームとして機能するか
概要|Frame とは?
「Frame」は、NFTクリエイターとコレクターのためのネットワークです。これまでのNFT市場における課題を解決し、クリエイターとコレクターがより良いNFT体験を享受できるように設計されています。
Arbitrum Nitro上に構築されたL2チェーンであり、NFTに特化した様々な機能を提供します。現在はテストネットが公開されており、2024年1月31日にメインネットがローンチされる予定です。
◼️機能
①ロイヤリティの徴収
NFT市場におけるロイヤリティ問題は根深いものがあります。元々はクリエイターが永久にロイヤリティを貰えることがNFTの良さの1つだと語られていましたが、Blur等のロイヤリティを徴収できないマーケットプレイスの登場により、NFT市場からロイヤリティの徴収という概念は薄まりました。現在は”任意”での徴収となり、基本的には徴収できないパターンが多いです。
「Frame」ではPaletteプロトコルと呼ばれるプロトコルをネットワークに埋め込んであり、クリエイターがロイヤリティを強制徴収するか否かを設定することができます。これにより、クリエイターの意思でロイヤリティの有無を決定できます。
②安価なガス代
NFT市場の中心がETHであることは周知の事実ですが、ETHはガス代が高すぎて頻繁な取引には向きません。「Frame」はETHと互換性を持ちながら安価なガス代を実現するために、Arbitrum Nitroを活用したL2を選択しました。
L2のロールアップ機能によりEVMとの互換性を持ちながら、安価なガス代を実現します。
③Creator's Fund
「Frame」はトランザクションの度に生まれるガス料金はシーケンサーが保持します。そして、この手数料の一部を「Creator's Fund」として、NFTに関わる開発者、クリエイター、コレクターに還元します。
④資産のセキュリティ
コールドウォレットからNFTが流出する事例はあまりにも多いです。そこでFrameはDelegateと連携し、Frame上でDelegateを操作するコストを削減しています。
◼️運営チーム
Frameはweb3インフルエンサーとして有名な@cygaarと数名のエンジニアによって構築され、アドバイザーにも多数のインフルエンサーがついています。
変遷と展望|資金調達の発表、そしてほぼ全員にエアドロップを開始
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