【Pichi Finance】TGE前のポイントを売買できる初のトラストレスマーケットプレイス / ERC-6551を活用しウォレットNFTを売買 / シードラウンドで250万ドルを調達 / @PichiFinance
ポイント売買で更に階層化するクリプトの世界。
おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
今日は「Pichi Finance」についてリサーチしました。
🍑Pichi Financeとは?
🪜変遷と展望
💬予測市場と組み合わさり、価格が形成される?
🍑Pichi Financeとは?
「Pichi Finance」は、TGE前のポイントを売買できる初のトラストレスマーケットプレイスです。現在はリステーキング文脈に特化しており、EigenLayerやRenzo、Pendleなどのエアドロップポイントの売買が可能となっています。
現在、エアドロップ前にポイントを付与することが主流となっていますが、これらのポイントはオフチェーンで保管され、ウォレット(EOA)にリンクされるため、TGE前の売買は不可能でした。(厳密にはウォレット毎売買すれば良いのですが、そのためにはお金を貰った後に秘密鍵を教えて、、というフローになるので、トラストレスではありません)
「Pichi Finance」はこの問題を解決します。
解決方法はシンプルで、ポイントが貯まるウォレットをERC-6551を活用してNFTで作ります。
ERC-6551は2023年5月にイーサリアムで開始された規格で、NFTをウォレットにできます。ウォレット化したNFTをTBA(Token Bound Accounts)と呼び、NFTの中にFTやNFTを格納することができます。
↓詳しくはこちら
このERC-6551を活用してNFTでウォレットを作り、そこでポイントを貯めれば、NFTの売買でポイントの売買が可能になるというわけです。
この仕組みによって、トラストレスでポイントの売買(正確にはポイントが入っているウォレットNFT)が可能になります。
🪜変遷と展望
この「Pichi Finance」は、Web2およびweb3で、GameFi、開発、マーケティングの分野で10年以上の経験を持つWesley Tang、David Zhu、Eric Zhuによって2024年2月に設立されました。
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