こんにちは。
web3リサーチャーの三井です。
今日も有料マガジンを書いていきます。この記事は「NFTプロジェクトのジリ貧の未来と生き残り方」についての考察です。
NFTプロジェクトのユーティリティはいずれ尽きる、、
多様なユースケースが生まれている今、一概にNFTプロジェクトという言葉を使うことは難しいですが、PFP系の一般的なNFTプロジェクトだと思ってください。
ジェネラティブNFTで販売して、一気に資金調達とコミュニティ形成を行なったプロジェクトの未来を予測します。
まず間違いなく来る未来は「ユーティリティの追加が出来なくなる」ことです。
その理由は一次販売の資金が枯渇するからです。
NFTプロジェクトは華々しいニュースになりますが、これから先の未来の価値提供の前売り券に他なりません。言い方悪いかもしれませんが、ホストが自分の誕生日に売り上げ記録を作る的なアレです。
サブスクで丁寧に継続した売り上げを作るのではなく、毎回お店に来てもらうのではなく、1回の機会に全売り上げを集中することで、圧倒的な売り上げが計上され、ニュースとなります。
NFTの販売はその節があります。
一度購入すれば限定コミュニティへ参加でき、ユーティリティを受け取ることが可能となります。もちろん関連NFTを出したりグッズを出したりすることは可能ですが、一部のブルーチップを除き、関連NFTが盛り上がることは稀です。
ほとんどのNFTプロジェクトは最初に集まった資金をすり減らしながら、コミュニティの運営やユーティリティの追加をし続けます。
これには永続性がありません。
そして、一度資金が枯渇してユーティリティの追加が出来なくなると、フロア価格が下がり、二次流通の売上も入らなくなるので負のループに突入します。
ではどうすれば良いのか?
NFTプロジェクトの生き残る道
僕個人的には、調達した資金とコミュニティを駆使して、別の収益が上がる事業を作った方が良いと思っているのですが、その話はまた別途書きます。
今日は「無限にユーティリティを追加し続ける魔法の作戦」を思いついたので、その仮説を書きます。
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